【リアルタイムで把握】奈良正倉院展の滞在時間や混雑状況と混雑を避ける方法を‥‥‥知りたぃ❓

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正倉院展は例年、17日間前後、開催されており、1日に約1万人以上が訪れる日本における一大イベントであり、会期終了後には20万人近くの来場者数がニュースなどで発表されています。

1日ザックリ見積もっても1万人が来館していることになるので、これを時間にして割り出すと約1000人以上が1時間に訪れている計算になります。

以下では正倉院展の平日・土日祝日の混雑具合と、来館するに際して狙い目の時間帯をご紹介しています。

2023年10月現在、正倉院展では旧来の券売方法を一新し、事前予約券(前売券)が無ければ入館できなくなった。

予約の折、1時間毎の時間枠を予約するため、これまでの入館時に見られる混雑は大幅に軽減された。

奈良博(公式サイト)

奈良正倉院展の見学所要時間・館内地図(見学ルート)

正倉院展が開催されているのは奈良国立博物館の2階であり、2階内部は4つの部屋に分かれています。そしてそれぞれの部屋(展示室)に宝物が展示されています。

これらの部屋をすべて見学するとなると混雑することを加味して、約1時間30分〜2時間の所要時間を見積もっておく必要があります。

正倉院展の館内地図と見学ルート

しかし、あらかじめ見たい宝物だけを限定して入館される場合などは、30分や1時間ほどでも見学を終えることができるでしょう。

ジックリとは観覧せず、流すような感じでサラっと観覧する場合なら30分ほどで見学を終えることもできます。

ただ、館内は会期中、人で溢れかえっていて連日混雑していますので、目当ての宝物の展示台に来ても人集りができており、後方から見ることになります。

しかしご安心を。おおむね人気の宝物の前にはスーツを着た係員が立っていて、観覧時間が決められた上、行列に並ぶことで目の前で観れます。

当日券を購入する場合の見学所要時間(目安)

上述の通り、チケット売り場や館内への入口でかなり待つことも予想されますので、やはり約2時間〜3時間は見学の所要時間を確保しておきたいところです。

前売り券を持っている場合の見学所要時間

入場待ちの行列に並ぶことになりますので、約2時間〜2時間30分といったところです。

正倉院展の会期中においてもっとも混雑する時間帯

11月1週目の3連休

正倉院展の会期中にもっとも混雑する曜日は「11月3日の文化の日(祝日)」と土日が連続して3連休になったときです。

この3連休の中でもさらに「連休初日である土曜日」と「連休中日である日曜日」がもっとも混雑します。

11月3日が金曜日であれば金曜日と土曜日がもっとも混雑しますが、日曜日がやはり混雑しますので金曜日から日曜日の3連休のパターンがもっとも混雑します。

11月15日(月曜日)※正倉院展最終日※

2021年(第73回)正倉院展は11月15日が最終日です。

平日ですので、ほどほどではあるでしょうけれども、最終日の混雑は予想されます。

平日の10時〜12時まで時間帯

平日の10時〜12時までの時間はツアー客や修学旅行生などの団体の来館に要注意です。

正倉院展は旅行会社が奈良観光とセットでツアーを企画していたり、修学旅行を企画している学校団体も多く、平日は観光バスからツアー客や学生服を着た学生たちが、一度に数十人〜数百人単位で下車してきますので、こうなると会場が一気に混雑します。

このようなツアー客や学校団体の来館が多い時間帯が午前10時頃〜11時30分頃です。

平日のこの時間帯になるとなぜか不思議と入場待ちが最大30分発生することがあるのですが、理由はおおむね大人数のツアー客や修学旅行生たちです。

ただ、これらのツアー客や修学旅行生たちも12時近くになると「ランチタイム」をとっています。

しかしこれは何もツアー客や修学旅行生たちだけに断定せず、おそらく一般の観覧客も12時頃になると腹のムシがグ〜グ〜と騒ぎ出し、ランチタイムをとる方が多いハズです。

すなわち、おおむね12時頃〜13時頃はその分、混雑具合は幾分かマシになるということです。

混雑を回避する上で最重要なポイント

  • 当日券を買わない=当日券の窓口に並ばない
  • 前売り券を購入する
  • 空いている時間帯(15時以降)を狙って訪問する




正倉院展の待ち列ができる場所

正倉院展で列が発生し、待ち時間が発生する場所は以下の2地点。

  1. 当日券を販売する受付のプレハブ小屋(テント)
  2. 入場待ちの行列

⬆️正倉院展公式の絵地図

それと忘れては行けない落とし穴が入館してからです!

入館してからも人気の宝物の前では宝物を観るための自然行列が発生しています。

正倉院展の空いている時間帯

もっとも空いている時間帯は「平日の夕方」!

夕方の中でもさらに狙い目となる穴場的時間帯が平日の16時以降です。平日の16時以降になると入場待ち時間もほぼ無いなので、それと連動して館内の雰囲気も穏やかです。

ただ、平日でも午前中に来館すれば、宝物の前に人だかりが出来て見づらい上、挙句、宝物を観るための列が自然発生し、観るために待ち時間が5分ほどかかることもあります。

平日の夕方に訪れることができれば、ジックリクリクリと宝物の前で並ぶことなく、ガラス越しでの観覧が楽しめます。

土日祝でも夕方は空いている

奈良国立博物館にてこの道20年のベテランスタッフさんに空いている時間帯をヒアリングしたところ、正倉院展は平日・土日祝日関係なく、夕方16時以降が一番空いているとのこと。

本サイトでも正倉院展へ約3年連続で通って統計をとったのですが、やはり16時以降がもっとも空いています。

天気の悪い日(荒天・雨天)

奈良国立博物館の立地は、東大寺や春日大社、興福寺に囲まれ、さらに人慣れした鹿が生息していると言う、日本の中でも類まれな立地(奈良公園内)となる。

それゆえ、「寺社めぐり」「観光」「ピクニック」などと合わせて正倉院展に訪れる方も散見される。

荒天時(特に雨天時)は上記の観光が困難となりますので、必然的に観光客が減少することが予測され、これが狙い目となります。

正倉院展は、奈良国立博物館の内部で開催されますので余程、大きな台風や地震が来ないかぎりは中止になることはありません。

土日祝日は荒天時でも混雑必至だと思われますが、平日の荒天時であれば、幾分か快適に観覧できると思われます。

前売りチケットを事前に購入しておく!

正倉院展では、開催が始まる前に「前売りチケット(券)」が発売されています。

正倉院展の前売り券は、おおむね7月中旬から10月の開催日の前日まで日本全国のコンビニや奈良国立博物館の館内受付窓口などで購入することができます。

正倉院展の会場となる「奈良国立博物館」へ入館するためには、冒頭で述べたように通常であれば、まず当日券を窓口で購入して、その後に入館する順番になります。

これを正倉院展に言い換えると、当日券の行列に並んで、再び入場待ちの行列に並ぶことになり、つまりは2つの行列に並ぶことになります。

したがって待ち時間も2重で発生することになります。

このような状況を回避するための回避策として「前売り券の購入」が挙げられます。

前売り券を購入しておくと、当日券の行列に並ぶことなく入場待ちの行列に並ぶだけで済みます。

これだけでも、大幅に待ち時間をカットできるというものです。

【補足】前売り券の販売場所

ローソン、セブンイレブン、サークルKサンクス、奈良国立博物館観覧券売場、近鉄各駅営業所、近畿日本ツーリスト、JR東海ツアーズ、JTB、日本旅行、チケットぴあ など

正倉院展の狙い目の時間帯

15時以降

正倉院展の狙い目の時間帯となるのが、15時以降の時間帯です。近年の奈良正倉院展は15時を過ぎると、以降は時間が経つにつれて混雑具合がやわらいでいきます。

15時以降になれば、当日券の待ち時間も土日祝日で例えると最大約10分、入場待ちも最大約10分で済みます。

15時30分以降

15時30分頃〜最終入場時間までは、期間中の平日・土日祝日問わず空いています。待ち時間もゼロ(なし)です。

夕方に入場する際は、以下のことに充分、注意してください。

  • 平日と土日祝日とでは営業時間(開館時間)が違う(平日18時まで/土日祝20時まで)
  • 最終入場時刻は閉館時間の30分前まで
  • 観覧所要時間として1時間を見積もっておくこと

正倉院展の開館前(早朝)の混雑状況

正倉院展は開催初日の開館時間までに約1000人の行列ができており、開館してからも最大1時間弱の待ち時間が発生しています。

例えば、開館時間は9時なので、その約2時間前の7時といった「早朝」に訪れることが可能であれば、入場待ちの行列のトップに近い位置を取ることもできます。

ただし、この場合は「前売り券」や「年パス」を持っていることが前提となり、さらに9時開館までの2時間近くを待って過ごすことになります。

オータムレイト(16時頃)の混雑具合

月曜日〜木曜日

16時前

月曜日〜木曜日のオータムレイトの時間帯は、オータムレイトチケット当日券の販売開始が16時30分ということで16時前からチケット購入のための行列が発生しています。

とはいえ、待ち時間は16時前に最大10分ぐらい並ぶのみで、以降は入館の待ち時間もなく、スムーズに入館できます。

大抵の方は平日は仕事や学校なので、平日のオータムレイトの時間帯は、混雑を回避する上ではまさに狙い目の時間帯です。

16時以降〜閉館まで

散々、ご案内していますが、近年の正倉院展は13時30分を過ぎると、以降は時間が経つごとに徐々に入場者は減っていきます。

オータムレイトチケットの売り場も待ち時間なくスムーズにチケットが購入できます。入場の待ち時間もなしです。

ちなみに正倉院展の開館時間は月曜〜木曜日は午後6時(18時まで)までですのでご注意ください。

金曜日・土日祝日

16時前

金曜日・土日祝日のオータムレイトの時間帯は、オータムレイトチケット当日券の販売開始が17時30分からですので、その約30分前となる17時前からチケット購入のための列が発生しています。

とはいえ、待ち時間は16時前に15分ほど行列ができるだけで入館待ちはなく、スムーズに入館できます。

⬆️写真は初日10月26日(土曜日)の17時31分の写真(オータムレイトチケット販売開始直後)

16時以降〜閉館まで

一言で言えば空いています。チケット購入の行列もなく、入館待ちの列もありません。16時以降は狙い目の時間帯ですね。ウフ

正倉院展の混雑状況(統計)

以下は第71回正倉院展の混雑具合を参照元にしています。ご参考程度にお考えください。

1週目

初日(今回は土曜日)

9時前(オープン前)
  • 当日券の待ち時間:約20分
  • 入場待ちの待ち時間:約45分

合計待ち時間:約1時間5分

13時頃
  • 当日券の待ち時間:約5分
  • 入場待ちの待ち時間:なし

合計待ち時間:約5分

16時頃

※オータムレイトチケットではなく「当日券」です。

  • 当日券の待ち時間:なし
  • 入場待ちの待ち時間:なし

合計待ち時間:約45分

土日祝日

9時前(オープン前)
  • 当日券の待ち時間:約10分
  • 入場待ちの待ち時間:約60分

合計待ち時間:約70分

13時頃
  • 当日券の待ち時間:約10分
  • 入場待ちの待ち時間:約20分

合計待ち時間:約30分

16時頃

※オータムレイトチケットではなく「当日券」です。

  • 当日券の待ち時間:なし
  • 入場待ちの待ち時間:なし

合計待ち時間:なし




2週目

平日

9時前(オープン前)
  • 当日券の待ち時間:約15分
  • 入場待ちの待ち時間:約15分

合計待ち時間:約30分

13時頃
  • 当日券の待ち時間:約15分
  • 入場待ちの待ち時間:約20分

合計待ち時間:約35分

16時頃

※オータムレイトチケットではなく「当日券」です。

  • 当日券の待ち時間:なし
  • 入場待ちの待ち時間:なし

合計待ち時間:なし

土日祝日

9時前(オープン前)
  • 当日券の待ち時間:約10分
  • 入場待ちの待ち時間:約45分

合計待ち時間:約55分

13時頃
  • 当日券の待ち時間:約15分
  • 入場待ちの待ち時間:約25分

合計待ち時間:約35分

16時頃

※オータムレイトチケットではなく「当日券」です。

  • 当日券の待ち時間:なし
  • 入場待ちの待ち時間:なし

合計待ち時間:なし

最終日

最終日とはいえ、他の日と比べて何かが変わるわけではなく、休日か平日かで混雑具合が異なってくるだけです。

ただ、2019年の最終日は冒頭でも述べたように天皇陛下御即位を記念した「無料観覧日」だったこともあり、平日の割には少々、騒ついた雰囲気が漂っていたと言わざるを得ません。

9時頃
  • 当日券の待ち時間:なし
  • 入場待ちの待ち時間:約30分(約700人)

合計待ち時間:約30分

13時頃
  • 当日券の待ち時間:なし
  • 入場待ちの待ち時間:約20分

合計待ち時間:約30分

16時頃

※オータムレイトチケットではなく「当日券」です。

  • 当日券の待ち時間:なし
  • 入場待ちの待ち時間:なし

合計待ち時間:なし

 

以上の統計をご覧になれば分かる通り、当日券の窓口に並ぶ人が極めて少ない様子がうかがえます。

2019年の例で言えば第71回の全20日間開催の来場者数が「27万7133人」だったことを踏まえると、近年では前売り券を購入される方が増加しているという背景が見えてきます。

現地にて写真撮影した正倉院展の混雑状況

当日券を販売する受付テント

なぜか前売り券を事前購入していない人がチラホラと散見されます。中には中国やタイからの観光客も多いので前売り券の購入方法が分からないのかも知れません。

⬆️水曜日の朝10時頃の様子。当日券売り場がガラ空き。(第71回)

⬆️第70回正倉院展の当日券売り場の行列(写真は最終日前日の日曜16時頃)

この当日券を購入するために土日祝日の日中であれば最大30分ほど並ぶことになります。これが16時頃になると一転し、約15分で済みます。

入場待ちの行列

やっとのことで当日券を購入できたと思ったら、そこからさらに今度は「入場待ちの行列」の最後尾に並ぶことになりますので、再び1時間ほどの待ち時間が発生します。これが16時頃になると約5分〜10分で済みます。

⬆️国立博物館の内部の入場待ちの行列(写真は最終日前日の日曜16時頃)※第70回
⬆️正倉院展の白いテントが国立博物館の入口まで続いている。(写真は同じく16時頃)

このように土日祝日の日中(開館午前9時前〜午後15時頃まで)に来館する際は、前売り券を持っていなければ当日券の行列に並ぶことになりますので、必然的に2つの行列に並ぶことになってしまい、大幅な時間のロスが発生してしまいます。

以上、まとめて最大の混雑回避方法を申し上げますと、『前売り券の購入は必須だよ。ウフ』ということになります。

奈良国立博物館前の飲食スペースは満席

これは直接、正倉院展の混雑には関係ありませんが、奈良国立博物館の前には正倉院展の期間中のみ、屋台が集合したような比較的大きな無料休憩場を兼ねたお食事スペースのようなものが設置されます。

ランチタイムが近づくと、これらの屋台やスペースにドッと人が押し寄せてたちまちのうちに大混雑します。

おそらく満席で着席できない状況ができあがります。

⬆️写真は初日(10月26日)17時30分の無料休憩スペースの様子

⬆️10月27日(日)の無料休憩所の様子

正倉院展の会期中、土日祝日しか休日の取得ができない方は昼時を狙って来館してみても良いかもしれません。




【裏技】当日券売り場の行列をスっ飛ばす方法

上述では当日券売り場の行列に並んだ後、さらに入場待ちの行列に並ぶことになるとご案内しました。しかし、当日券の行列をスっ飛ばしていきなり入場待ちの行列に並べる方法があります。

ただし!この方法は夕方15時以降でなければできない方法です。

知りたいですか?

・・どうしょ。オホ

教えてあげちゃおうか・・ぬぅわ〜 早よ言え

実は正倉院展には「団体専用の当日券売り場」というものが存在します。来館者の多くは一般個人客なので存在すら知らない方が大半だとと思います。

この団体専用の当日券売り場の場所は正倉院展の入口の自動扉の前にあります。

団体専用の当日券売り場と看板に大きく書かれていますが、実はなんと!おおむね15時以降になると団体以外の個人でもここで当日券を購入することができるんです!

正倉院展に訪れる観覧客のほとんどは奈良県外から訪れていますので、あまり知らないことです。正倉院展に訪れた際は是非!お試しあれ!

ただし、一応、スーツを着た係員がそこら中に立っていますので、コっそり聞いてから実行におよんでください。

リアルタイムでも混雑具合が分かる!

近年、奈良県(奈良県県土マネジメント部道路建設課)が近鉄奈良駅(JR奈良駅)との間となる「奈良市役所」および「奈良県コンベンションセンター」に定点カメラを設置し、その周辺の混雑具合を公式サイトに掲載してい‥‥‥申すコンズゥァっ(混雑を表現)

これら2ヶ所は近鉄奈良駅から離れているが、奈良市内の基幹道路ともなる三条通りと大宮通りにそれぞれに設置され、その上、近年、観光客が増加傾向にある平城宮と奈良公園との中間地点とも成りうることから、大局を見た人の流れを把握できる。

つまり、以下の公式サイトにアクセスさえできる環境があれば、混雑状況がリアルタイムで把握できるようになってい‥‥‥申す。ちょぃ発動見送り

らくらく奈良めぐり(奈良県県土マネジメント部道路建設課)

並んでいる間の時間つぶしにする事

  • 正倉院展のパンフレット
  • 携帯できる食事(おにぎり・パン)
    ※館内は飲食物の持ち込みは禁止(カバンにしまっていれば可)
  • スマホの交換用の電池

ミニ望遠鏡やオペラグラスがあれば便利

正倉院展会場は人気の出陳品の前には群集になるので「ミニ望遠鏡」もしくは「オペラグラス」のようなものがあれば、後方からでも観覧することも可能。(ただし、現在は目玉出陳品に関しては列に並んで鑑賞する方式になってい申す。アヒャっ

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