燈花会のロウソクを作っている会社はどこ?ロウソクは誰が置いている?

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燈花会で使用されるロウソクは岡山県の職人が作っている?!

あまり知られていませんが、この燈花会で使用されているロウソクは岡山県の「ペガサスキャンドル」という会社さんで作られています。

奈良の東大寺および春日大社の周辺付近にはご存知の通り、たくさんの鹿たちがいます。その上、燈花会自体も約3時間、開催されますので3時間、燃焼し続けることができるロウソクが必要になります。

そんな奈良の風土に合ったロウソクを製作するために、例年、このペガサスキャンドルが奈良仕様のロウソクを製作されています。年々、ロウソクの開発が進められているようで、近年のロウソクはおおむね3時間でピタッと消えるような設計で作られているそうです。

また、ロウソクが入れられているカップケースの中を覗いてみれば分かりますが、ロウソクの蝋(ろう)の形状も「燈花」にちなんで、「八角形の花形の蝋」になっています。

燈花会に来られた際は、ぜひ!カップケースを覗いてみてください。覗く?・・イヤぁん♥

なお、このロウソクは大量注文であれば一般でも買うことができるようです。詳細は下記ページまで。




燈花会の準備・片付けは毎日手作業!

「1日あたり合計2万本以上のロウソク」とご紹介しましたが、じつはこの2万本を超えるロウソクは、期間中毎日、ボランティアの方々の手によって設置と撤去が繰り返されます。

毎日使うなら置いたままでもいいのでは・・?と思ってしまいますが、盗難防止のため、また、鹿たちが食べてしまうのを防ぐため、毎日、消灯後は撤去することになっているのです。

なお、燈花会で使われるのは独自に企画開発されたカップとロウソクなので、世界遺産の地で使っても安全なように燃え広がりにくく、また、鹿たちが間違ってかじってしまっても安心な素材なのだそうです。

たとえば、ロウソクの素材には万が一、鹿が口に入れても害が及ばないように天然素材が使用されています。カップケースも同様に天然素材で作られており、鹿がカジったりして口に入れることのできない設計にもなっています。

燈花会のロウソクは一般個人でも火を灯すことができる!

じつは燈花会のロウソクは「一客一燈(いっきゃくいっとう)」と言って、一般の個人でも協力金を寄付すればロウソクセットが一式いただけます。その上、なんとぉぅ!自分の好きな場所に置くこともできるのです。詳細は後述。

燈花会の協力金(寄付金)の概要

  • 受付時間:19時〜21時30分まで
  • 受付会場:奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~、浮雲園地
  • 協力金(寄付金):500円
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