【2024年度!東大寺・二月堂】 お水取り(修二会)の日程・見学場所(所要時間)を‥‥‥知っておきたぃ❓

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大きな松明で有名な東大寺二月堂の「お水取り(修二会)」。

どんな意味のある行事なのかご存知ですか?

以下では東大寺の”お水取り”、通称「修二会」の「日程」や「内陣参拝の申し込み方法」を述べています。




まず、修二会の読み方から・・

東大寺の境内には難しい漢字で表記された仏像や堂舎などがありますが、修二会は「しゅにえ」と読みます。

また、修二会は、「修二月会(しゅにがつえ)」と呼ばれる場合もあります。

この修二会は、752年(天平勝宝4年)に東大寺を開いた良弁大僧正の弟子僧・実忠(じっちゅう)が開始して以降、現代に至るまで約1200年間、中断されることなく続けられてきたとされることから「不退の行法(ふたいのぎょうほう)」とも呼ばれています。

しかし、開始当初から「修二会」と呼ばれていたわけではなく、開始当初は「十一面悔過(じゅういちめんけか)」と呼ばれていたようです。

修二会2024年(令和六年度/1273回)の日程・開催期間

修二会はイベントではなく、法要になるので例年、開催日程や開催時間は同じです。

 

詳細は適宜、東大寺公式サイトを要確認💘

https://www.todaiji.or.jp/news-230124/

感染拡大防止のためお松明拝観はなるべくお控え下さい

東大寺では感染拡大防止対策として、以下、ニコニコ動画にてライブ配信を実施されてい‥‥申す。あっ

以下、GRコードをスマホカメラなどで読み込んで使用💘

上記QRコードのURLはコチラ

 東大寺公式サイト

開催日程

 2024年3月1日(金)~2024年3月14日(木)

修二会はかつて旧暦2月1日から2月14日(15日未明)まで執り行われていた法要ですが、1863年(明治6年)よりの新暦の採用に伴い、一ヶ月後となる3月1日から毎年、執行されるようになっています。

修二会は夜間に斎行される「お松明」が人気ですが、金曜日と土曜日は翌日が休日ということで昼まで寝れるということもあり、混雑必至になることが予測されます。
(2022年度例:3月4日と3月11日が金曜日、3月5日と3月12日が土曜日)

3月12日は毎年、平日・土日祝問わず混雑必至!

お松明の規模が大きくなり迫力が増す、3月12日(土曜日)は例年、平休日に関係なく大混雑します。(お松明については後述)

日中は10度〜15度くらいの気温ですが、「お松明」および「お水取り」が開催される深夜近くになると気温が5度以下となり、日中と比較して約10度ちかい温度差がでることもあります。

この上、混雑によって、寒い夜に長時間にもおよぶ待ち時間が発生することが予想されますので、暖かい服装や飲み物を用意してお越しください。

飲み物に関しては二月堂の北の茶所では「ほうじ茶」が無料で飲めるほか、「きつねうどん」「山菜うどん」「お寿司」などが販売されていますので、適宜、ご利用ください。

お松明の開催時間の詳細については後述しています。

修二会の混雑状況については以下の別ページにてご紹介しています。

 奈良 東大寺・二月堂の修二会(お水取り・お松明)の「混雑状況(待ち時間)・交通規制・服装」など




開催時間と見学所要時間

お松明の開始時間や本数

「お松明」は31日から14日ま毎日行われます

月日 お松明の
開始時間
お松明の
本数
所要時間
(お松明が見られる時間)
3月1日~11日
3月13日
19時
10本
約20分間
(土曜・日曜は特に混雑が予想される)
3月12日
19時半
11本
約45分間
(大混雑が予想されるため、拝観できない可能性もあり。奈良公園周辺では交通規制、二月堂付近への入場規制有り)
3月14日

18時半

10本

約10分間
(短い時間で連続してお松明が上がる)

上記、お松明の日程のうち、特に3月12日のお松明はひときわ迫力があり、童子が重さ75kg、直径70cm、高さ8mもの大きさの「籠松明(かごたいまつ)」と呼ばれる松明11本を持って舞台を走ったりします。

実は元来、お松明とは夜に舞台を歩く僧侶の足元を照らすためのものでした。

すなわち、お松明は舞台の端から端を走破したのではなく歩いていたのです。

ところが時代を経る過程で知名度が増し、参拝者が増えてきてから後は、参拝者にお礼の意味を込めて迫力ある演出を醸すために走破するようにされています。

12日のお松明が人気がある理由は、他の日のお松明と比較してひときわ大きい、この「籠松明」を観覧するためだと言えます。

なにせ、その迫力感ときたら、ションベン→オシッコがパンツにチョビ漏れするくらいです。

ズバリ!お松明のご利益とは?

お松明のご利益:国家安泰、一家安全、五穀豊穣、延命長寿

近年ではお松明の「燃えカス」を持ち帰る方が多いようですが、持ち帰る理由は「厄災消除・無病息災」のご利益があるからです。

もし、「燃えカス」を持ち帰りたい場合は「二月堂の真下部分の芝生あたり」や「石畳周辺の最前列」の場所を確保しないと、持ち帰ることが難しくなります。

※燃えカスに関しては、翌日以降、二月堂の登廊を上った先にある「休憩室(北の茶所)」にて無料配布しています。くれぐれも無理をして取ろうとしなくても大丈夫です。

最前列の場所は先着順での入場になりますので、席を確保するには3月12日の16時頃には訪れるように予定を立てる必要があります。

ただし、3月12日に関しては舞台の真下部分へは入れない上、多くの参拝者がお松明を見られるように移動制になっていますので、早く行ってもお松明が見られる時間は5分ほどです。移動しながらの観覧になるので立ち止まって写真を撮るのも一苦労といった状況です。

オススメの写真撮影ポイントとしては、舞台を正面に見て右角の部分です。舞台右角では、お松明の煤(すす)の振り落としが行われます。

⬆️舞台右角で煤払い中のお松明(写真は9本目)

混雑具合に関しては、15時付近から徐々に大仏殿前および二月堂付近が騒がしくなってきます。(12日の東大寺境内の規制は概ね17時頃から開始されます。)

なお、修二会のお松明は、「東大寺ミュージアムの入口前」や「二月堂の休憩所(北の茶所)」や「ならまちの資料館http://naramachi.co.jp/」などに使用後の本物のお松明が展示されていますので、実物を間近で見たい方は、ぜひ、訪れてみてください。

⬆️3月12日に使用されるお松明

⬆️3月12日に以外の日に使用されるお松明

お水取り

  • 3月12日:午前1時15分~午前1時40分の間に開始
    (厳密には日付変わって”3月13日”の午前)

所要時間:約30分

お水取りとは「修二会という行事の中の一つの行事」のことです。

この行事の最中、二月堂の手前にある「悶伽井屋(あかいや)」という建物の中にある井戸にお水を汲みに行き、その「お水(お香水)」を二月堂の御本尊である「十一面観音」にお供えする習わしがあるため、「お水取り」と呼ばれています。

二月堂内の須弥壇(しゅみだん)の下(地下)には、ご本尊(二月堂の御本尊は大・小サイズ2つの十一面観音様)にお供えするための”お香水”が入った壺が幾つかあり、この壺にお香水を注いで満タンにします。

満タンにした水(お香水)は1年間、ご本尊にお供えするために使用されます。

ちなみに、お水取りの水を汲み取るのは「庄駈士(しょうのくし)」と呼ばれる係の方です。

ズバリ!お水取りのご利益とは?

お水取りのご利益:お香水を飲むことで厄災消除、病魔退散、延命長寿が期待できる。

修二会(お水取り)の雨天時の決行と中止について

修二会は東大寺に古来、踏襲される重要な法要であり、1200年以上も欠かさず続けられてきた歴史を持ちます。
すなわちこれが「不退の行法」と呼ばれる所以です。

よって中止という概念はなく、重要な法要ですので余程のことが無い限りは予定通り決行されます。

つまり、雨天だからといって延期にしたりできないということです。

尚、お水取りの前日となる3月11日、修二会終了後の3月18日の法要では、このお香水が参拝者にも授与されます。

お水取り(お香水)の由来や歴史については以下の別ページにてご紹介しています。

 意外な由来があった!奈良 東大寺 二月堂・修二会(お水取り)の「歴史・見どころ・お香水の秘密」

二月堂・修二会(お松明)の観覧場所

まず、観覧(拝観)できる場所は次のような箇所となります。

  • 二月堂の局(つぼね/外陣)
  • 二月堂の堂舎の真下の芝生部分
  • 法華堂(三月堂)の前の広場
  • 大仏殿北東に位置する「第二拝観席」

注意点としては、これらの場所へ期間内全日を通して、誰も自由に立ち入れるわけではありません。

以下では立ち入りが不可な日と可能な日に分けてご紹介しておきます。

二月堂の局(つぼね/外陣)

二月堂の局は内陣の外側の部分になります。内陣の前後左右にそれぞれ部屋があり、この部屋に参籠します。

この局と称される外陣部分へは、以下の人数が収容できます。

  • 前(正面):約40人
  • 後:約30人から40人
  • 左右:約20人

以上、合計:90人から100人ほど。

その他、お松明の様子を見ることができませんのでご注意ください。また17時以降は出入りが不可となります。

【補足】二月堂内の禁止事項・注意事項

二月堂内では次のような禁止事項が定められていますので充分にご注意ください。

  • 大声を出さない(静かにする)
  • 帽子を脱帽すること
  • カメラ・ビデオなどでの撮影や録音の禁止
  • 飲食禁止
  • 禁煙
  • 私語厳禁
  • 土足厳禁
  • スマートフォン(携帯電話)の使用禁止(電源はオフ設定)
  • 場所取り禁止(荷物を置いて長時間離れた場合、荷物が撤去されます)




二月堂舞台・真下の芝生部分

二月堂の真下部分とは大きな「良弁杉」と呼ばれる杉の木が立つ周辺の芝生エリアのことです。

修二会の期間中、二月堂の真下の芝生の部分には柵が設けられ、出入りを制限されます。

二月堂の真下部分(芝生)に立ち入ることができる日は、12日以外の日が可能です。(12日は柵が閉じられます)ただし、750人ほどしか入ることができませんのでご注意ください。この二月堂の真下は先着順に入場できますので席を取るために何時間も前から並んだり待つ人もいるくらいです。

12日に真下までに行けない理由は、東大寺の関係者のみが招待形式で招待を受けて入れるようになっているからです。すなわち一般の参拝者は三月堂の前あたりのバリケードが最前列となり、警察や警備員の方指示に従って観覧することになります。

法華堂(三月堂)前の広場

法華堂(三月堂)の前の広場は12日のみに開設される観覧場所となります。12日はお松明のサイズや規模が大きく、他の日と異なって迫力満点ですので、訪れる来観者の数も他の日の数倍にものぼります。

よって12日は大仏殿の前あたりから進行できる通路が決められ、およそ2000人から3000人のグループが交代で観覧する形式になります。

最前列の場所となるのは「法華堂前の広場」で、それより向こう(二月堂の方向)へは行けません。広場までの道のりは先着順で順番に並び、少しずつ進んでいくことになります。

最後尾は鐘楼広場になりますが、先着順の足切りによって鐘楼広場に入れなかった人は「第二観覧席」へ誘導されます。第二観覧席へ誘導された時点で、本年は間近でお松明が見れないことをご承知ください。

運良く鐘楼広場まで入れたのであれば、法華堂前の広場から鐘楼広場までにいるすべての人数と、お松明の本数で割り算して、はじき出された数字をもとにグループが作られます。

12日はお松明が11本なので、例えば単純に35000人いたとすれば、約3200人ほどのグループが10から11グループ編成されます。その3200人のグループが交代でお松明1本を観覧する形になります。

すなわち、12日のお松明は約45分間もありますが、この45分間に10もしくは11ほどのグループが交代で観覧することになりますので、実際に最前列で観覧できる時間はわずか4分〜5分ほどになります。

さらにその上、立ち止まってはいけないので写真を撮影する際も移動しながらの写真撮影になります。

鐘楼の広場が満員になる目安は例年、おおむね18時頃です。すなわち15時や16時の時間帯に到着して、開始時間までの2時間〜3時間ぐらいは待つぐらいの気概が必要だということです。

12日の境内道順

上述したように12日の夜(概ね17時以降)のみ、東大寺境内は二月堂へ向かう順路が決められています。順路の至る場所に警備員や警察が配置されていて、自由に散策ができなくなっています。

 

大仏殿北東に位置する「第二拝観席」

上記で少しお話ししたように、お松明を観覧するために「二月堂前の広場(三月堂前の広場)」から「鐘楼がある広場」まで行列ができますが、鐘楼広場が満員になれば、その時点で二月堂前の広場からの観覧は不可になります。(例年、18時頃には満員)

満員になった場合、この「第二拝観席」での観覧を余儀なくされますのでご注意ください。

第二観覧席からの見え方

第二拝観席は遠目でお松明を観覧する場所です。二月堂からは約200メートル以上も離れていますが、肉眼でも見えないことはありません。目を細めなくても見えますが、お松明が焼けるパチパチという音までは聞こえません。

⬆️第二観覧席から見た二月堂舞台(昼間)

⬆️第二観覧席の手前から見た二月堂舞台(夜)

⬆️第二観覧席から見た二月堂舞台(深夜2時30分頃)

やはり迫力感という部分では間近で観覧するのとは大きく異なります。第二観覧席から少しでも、お松明の迫力感を味わうのであれば望遠鏡が必需品になります。

第二観覧席の場所

この修二会(お水取り)には、「第二拝観席」という観覧席が設けられています。第二拝観席の場所は二月堂の裏参道を進んだ先に位置する大仏殿の北東の方角になります。

三脚を立てて写真を撮影される方は第二拝観席へ。二月堂内は撮影禁止なので注意のほどを。オホっ




修二会で行わる主要な行事の時間や日程

東大寺の修二会は「お松明」や「お水取り」しか観覧できないと思われている方も多いようですが、修二会は日中から深夜にかけて様々な作法や行法が執り行われますので、例えば日中に二月堂に礼拝して修二会の行法や作法を観覧することができます。
(外陣部分あれば一般の方でも靴を脱いで入堂できます)

以下では修二会の期間に執り行われる行法や作法だけではなく、修二会の期間前後に執り行われる修二会に関する行事も併せてご案内しておきます。

12月16日
  • 8時30分:翌年修二会参籠の練行衆交名発表
2月12日
  • 10時:新入習礼(該当者がいる時のみ)
2月15日
  • 新入・新大導師別火入り(該当者がいる時のみ)
2月18日
  • 10時:二月堂にて修二会で使用する灯明油の「油はかり」
2月19日
  • 9時:堂童子試別火入り
2月20日
  • 18時30分頃:試別火(ころべっか)火入り(場所:戒壇院別火坊)
2月21日
  • 8時30分:御輿(みこし)洗い(二月堂内の清掃)(場所:二月堂)
  • 13時:社参(しゃさん)(場所:八幡殿・大仏殿・天皇殿・開山堂)
  • 13時30分:試みの湯(こころみのゆ)
  • 14時頃:注連撒き(しめまき)(場所:遠敷・飯道社前)
2月23日
  • 9時30分:花ごしらえ(場所:戒壇院別火坊)
  • 9時30分灯心(とうしん)揃え(場所:戒壇院別火坊)
  • 13時:次第時の稽古
2月24日
  • 5時以降:上七日の壇供つき(場所:戒壇院別火坊・庫裡)
2月25日
  • 午前中:声明(しょぅみょう)伝授
  • 13時頃:社参(場所:八幡殿・大仏殿・天皇殿・開山堂)
  • 19時頃:捨火(すてび)(場所:戒壇院別火坊)
2月26日
  • 9時30分頃:総別火(そうべっか)入り(閏年は27日)(場所:戒壇院別火坊)
  • 11時過ぎ:糊炊き
  • 18時:貝吹合せ・お行水
  • 19時30分頃:声明伝授
2月27日
  • 9時30分:椿の花付け(場所:戒壇院別火坊)
  • 18時頃:衣の祝儀(場所:戒壇院別火坊)
2月28日
  • 午前中:用具搬出(場所:戒壇院別火坊から参籠宿所)
  • 15時30分頃:参籠宿所入り(場所:参籠宿所)
  • 堂司(どうつかさ)内陣改め
2月末日
  • 午後:大中臣祓(天狗寄せ)
二月堂内で1日6回
  • 悔過作法
3月1日※修二会期間(上七日)◎修二会開始日

12時:食堂作法、15時:上堂、16時:日没、17時:午後:鎮守三社(興成社・飯道社・遠敷社)へ参拝、18時:下堂、19時:お松明(20分間)、21時:神名帳読み上げ、22時:初夜咒師作法、23時:法華懺法、午前1時:下堂

3月2日※修二会期間(上七日)

12時:食堂作法、14時:下堂、19時:お松明(20分間)、20時:導師作法、21時:神名帳読み上げ、22時:咒師作法、23時:法華懺法、0時:咒師作法、午前1時:下堂

3月3日※修二会期間(上七日)

12時:食堂作法、14時:下堂、19時:お松明(20分間)、20時:導師作法、21時:神名帳読み上げ、22時:初夜咒師作法、23時:法華懺法、0時:初夜咒師作法、午前1時:下堂

3月4日※修二会期間(上七日)

12時:食堂作法、14時:下堂、19時:お松明(20分間)、20時:導師作法、21時:神名帳読み上げ、22時:初夜咒師作法、23時:法華懺法、0時:初夜咒師作法、午前1時:下堂

3月5日※修二会期間(上七日)

11時30分:食堂作法、12時:数取り懺悔、14時:下堂、19時:お松明(20分間)、20時:導師作法、21時:神名帳読み上げ、22時:過去帳読み上げ、23時:咒師作法、0時:走りの行法、午前1時:導師作法、午前2時:咒師作法、下堂

3月6日※修二会期間(上七日)

12時:食堂作法、14時:下堂、19時:お松明(20分間)、20時:導師作法、21時:神名帳読み上げ、22時:初夜咒師作法、23時:走りの行法、0時:咒師作法、導師作法、午前1時:下堂

3月7日※修二会期間(上七日)

12時:食堂作法、13時:数取り懺悔、14時:下堂、18時:小観音出御、19時:お松明(20分間)、20時:導師作法、21時:神名帳、22時:咒師作法、23時:走りの行法、0時:小観音後入、導師作法、午前1時:咒師作法、下堂

3月8日※修二会期間(下七日)

11時50分:授戒、12時:食堂作法、16時:下堂、19時:お松明(20分間)、20時:導師作法、神名帳読み上げ、21時:咒師作法、22時:法華懺法、23時:導師作法、咒師作法、0時:下堂

3月9日※修二会期間(下七日)

12時:食堂作法、14時:下堂、19時:お松明(20分間)、20時:導師作法、神名帳読み上げ、21時:咒師作法、22時:法華懺法、23時:導師作法、咒師作法、0時:下堂

3月10日※修二会期間(下七日)

12時:食堂作法、14時:下堂、19時:お松明(20分間)、20時:導師作法、神名帳読み上げ、21時:咒師作法、22時:法華懺法、23時:導師作法、咒師作法、0時:下堂

3月11日※修二会期間(下七日)

12時:食堂作法、14時:下堂、19時:お松明(20分間)、20時:導師作法、神名帳読み上げ、21時:咒師作法、22時:法華懺法、23時:導師作法、咒師作法、0時:下堂

3月12日※修二会期間(下七日)

12時:食堂作法、13時:数取り懺悔、下堂、16時:上堂、18時:下堂、19時30分:お松明(45分間)、神名帳読み上げ、21時:導師作法、咒師作法、22時:過去帳読み上げ、23時:咒師作法、0時:走りの行法、1時:お水取り(お香水)、2時:導師作法、咒師作法、3時:達陀、下堂

3月13日※修二会期間(下七日)

12時:食堂作法、14時:下堂、19時:お松明(20分間)、20時:導師作法、神名帳読み上げ、21時:咒師作法、22時:走りの行法、23時:達陀、導師作法、咒師作法、1時:下堂

3月14日※修二会期間(下七日)◎修二会最終日

12時:食堂作法、13時:数取り懺悔、14時:下堂、18時30分:お松明(約10分間)、19時:導師作法、20時:神名帳読み上げ、21時:咒師作法、22時:走りの行法、23時:達陀、導師作法、咒師作法、0時:下堂、1時:結願上堂、破壇、2時:涅槃講、咒師神所、午前3時:惣神所、満行、下堂

3月15日

  • 未明(夜明け前):満行(まんぎょう)
  • 9時から15時:だったん帽いただかせ
  • 9時頃:荷運び
  • 11時過ぎ:集会
  • 13時頃:礼堂涅槃講
  • 13時30分頃:開山堂参拝
  • 13時40分頃:解散

尚、修二会の期間中の練行衆の方々の食事は、正午の正食(せいじき/玄米・全粒粉が主食)一食のみで生きます。ヒぇぇ~

終わりに・・

修二会の時期が近づくと二月堂の入口となる石段上には二重に注連縄が張られていますが、喪に服している人はこちらから登ってはいけないことになっています。

これは東大寺の住職(管長)であっても絶対に許されない、古来、二月堂に踏襲される決まりごとのようです。

なお、二月堂には「二月堂物忌み令」という決まりごとがありますが、この中の1つに修二会期間中に身内に不幸があって葬式に参列した場合は、3日間、二月堂に近づいてはならないという厳格な決まりまであるようです。

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