一般参拝者でも見れる!奈良・東大寺の大仏さんの大掃除!「お身拭い」

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一般参拝者でも見れる!奈良・東大寺の大仏さんの大掃除!「お身拭い」

いつも、ピカピカで綺麗な大仏さんですが、実はちゃんと掃除をしている方がいるから綺麗なんです。

いくら大きな仏力を持っている大仏さんでも、掃除されないままの状態ではホコリを被ってしまい、お身体がサビて老朽化してしまいます。

ひょっとすると我々、衆生を救済する力が衰えるかもしれません。そこで東大寺では、年に一回、大仏さんの掃除を実施しています。

以下では東大寺・大仏さんのお身拭いのタイムスケジュールや見学料金・所要時間、見学できる時間などをご紹介しています。

ところで・・「お身拭い」とは?

大仏様の掃除とは人間に例えると「風呂」に値するものなので、大仏さんの頭にシャンプーしてトリートメントして、身体をボディブラシでキレイキレイ♬..イイ匂い~♫、したり、耳クソをカッポじいたり、鼻クソをホジホジするわけです。

その大仏さんの1年に一回のキレイキレイの日を「お身拭い(おみぬぐい)」と呼称します。

注意点としては本当にシャンプーやトリートメントをするわけでありませんので、ご注意を。オホ

東大寺・大仏さんの「お身拭い」の日にち(日程)と開始時間

大仏さんのお身拭いの行事は、毎年8月7日の午前7時から開催され、なんと!一般の参拝者も見学することができます。

ただ、お身拭いは朝7時30分から開始されますので、少し早起きする必要があります。

東大寺「お身拭い(おみぬぐい)」は大人気!

この日は1年にたった1回の大仏さんのキレイキレイ~♫の日だけあって、大仏セクシぅぃー風呂場を覗くために、早朝6時頃から行列ができるほどの人気です。

7時頃ともなれば、長蛇の行列ができあがっています。

ちなみにこの「お身拭い」、以前は毎年のように実施されていなかったようですが、いったいいつ頃から毎年のように実施されるようになったのかお分かりになりますでしょうか?

ちょっと考えてみてください。

・・

・・

残・念・無念っ!ハズレです。

正解は・・ぬぅあんとぉぅっ!1964年(昭和39年)!!から開始されているとのことです。さらに8月に実施されるようになったのもこの年からのようです。

東大寺「お身拭い」の概要(内容)

この行事では、清められた真っ白の衣装(白装束)に着替えた僧侶および関係者(参加者)の方々が、早朝7時を皮切りに全員でお経を唱え、その後、一斉に掃除が開始されます。

大仏さんのお風呂は、なにせ年に1回であり、身体が大きいので約2時間30分もの時間を要します。

大仏さまのセクシぅぃぅぃ~~入浴シぅぃ~ーンを、見てみたい方は、ぜひぅぃ!!8.7の早朝・東大寺へ!

大仏さんのお身拭いの1日のスケジュール

早朝

約150名から200名ほどの僧侶や関係者、および参加者たちが二月堂・湯屋で身を清めます。

潔斎後(身を清めた後)、白装束を着用し、藁草履(わらぞうり)を履いて大仏殿へ集合します。

⬆お身拭い大仏殿へ移動する参加者たち
7時

約150名から200名の参加者全員でお経を唱えて、撥遣作法(はっけんさほう)が執り行われます。”撥遣(はっけん)”とは、「魂抜き」のことです。

通常、仏像などを修理する際は、修理前に撥遣供養を執り行い、仏像にお宿りする仏様の魂を一時的に抜きます。

そして修理が終了した後、再び、魂をお戻しするために今度は開眼作法を執り行います。

東大寺でも大仏さんの掃除とはいえ、軽微な修理にとも言えますので撥遣作法と開眼作法を執り行っているものと思われます。

お身拭い開始

撥遣作法が終了した後、さっそく大仏さんの掃除が実施されます。

大仏さんの真上の折り上げ格子天井に極太のロープが吊るされて、保護具を身に着けた僧侶や関係者たちが大仏さんの頭のイボ部分である「螺髪(らほつ)」や顔面、鼻の穴を布やハタキでホジホジして1年分の鼻クソや頭のフケを除去してキレイキレイ~♬します。

9時30分

おおむね9時30分には終了します。終了後は上述した開眼供養が執り行われます。

その他、大仏殿の消防設備の点検として放水訓練も実施されます。

掃除チーム

掃除する際は、どうも以下のようなチーム(班)分けがされ、分担作業で効率良く掃除しているようです。

「大仏さんの膝元」担当チーム

「大仏殿床と基壇」担当チーム

「大仏さんの上半身」担当「ゴンドラ・綱」チーム

この中でもゴンドラチームは高所作業となり危険が伴いますので、毎年、ベテランの方が担当していると思われます。


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昭和39年以前の”お身拭い”はかなりの重労働だった?!

上述したようにこの「お身拭い」の行事は、現在では毎年1回、執り行われていますが、古くは東大寺の住職の任期中にたった1回だけ行わる行事だったようです。

つまり、数年に1回、ヘタをすれば数十年に1回執り行われていたことになります。江戸時代には「煤払い」として毎年12月に執り行われていたようです。

おそらく数年に1回でもおそらくかなりのホコリがたまっているハズです。

人で例えれば数年、鼻クソをいっさいホジホジしなければ鼻が詰まって”口からしか息ができない”といった緊急事態に追い込まれます。

ちなみに昭和39年以前は大仏殿前の参道は現在のように石畳ではなかったので、砂埃(すなぼこり)がスゴかったそうです。

砂埃がスゴいということは、それだけホコリが「たまりやすい=たまる」と言うことなりますので、掃除の時にはかなりの重労働だったようです。

現在では毎年1回開催される上、参道が石畳で舗装されていますので、従来と比較してホコリの量も大幅に減少し、重労働とまでは至らない状況となっています。

⬆お身拭いで舞い飛ぶホコリ

えっ?!大仏さんのお身拭いが老朽化を防いでいる?!

仏像や寺院の補修事業の専門家「保存科学株式会社(保存修復科学センター)」、通称「保存科学」の調査によると、ぬぅんあんと!このお身拭いが意外にも大仏さんの老朽化に一役買っているとの事実が明らかにされています。

詳しくは、大仏さんのお身拭いで出たホコリの成分を分析したところ、大量の窒素酸化物硫黄酸化物が検出されたようです。

そしてこれらの窒素酸化物や硫黄酸化物は、車の排気ガスに大量に含まれる成分でもあります。

よってそのまま放置しておくと、錆の原因ともなり、錆びきって倒壊する危険性も懸念されます。

考えて見れば東大寺の近くには近鉄奈良駅や三条通り、奈良県庁などがあり、奈良県内一とも言えるほどの屈指の車両交通量を誇ります。

これが上述した一昔前のように、数十年に1回の掃除であれば錆でとっくに倒壊し、大惨事を招いていたかもしれません。ヒぇ~

東大寺・大仏さんお身拭いの参加方法「一般でも参加できる??」

上述したように、この東大寺のお身拭いの参加者は現在、約150名から180名近くの人が参加されています。

そこで一般の方でも、お身拭いに参加することで功徳を重ね、心身ともに清らかになりたいと考える方も多いと思います。

しかし、大仏さんは仮にも仏様であって、お身体の上に登るというのは大変、無礼でバチあたりな行為となります。

そんな理由もあり、お身拭いに参加するのは簡単にはできないようです。

つまり、これらの参加者は東大寺側の取り決めによって選ばれた人だけが参加することができるようです。

その他、はたから見ればたかが掃除ですが、大仏さんは台座に乗っていますので膝の上に乗って掃除するだけでも「高所作業」になります。

高所作業ともなれば危険がつきまといますので、やはりある程度、手慣れた方でないと参加するのは困難であると考えられます。

ちなみにこれらの参加者の中にはプライベートなことなので公表はされていませんが、芸能人関係の方々もいるようです。

東大寺・大仏さんお身拭いの見学料金・所要時間

  • 見学料金:大仏殿の料金(大人600円)
  • 所要時間:約2時間30分

東大寺・大仏殿の拝観料金や営業時間は以下の別ページにてご紹介しています。

奈良・東大寺大仏殿の入場料金(拝観料/割引料金含む)・見学の所要時間(拝観時間)

東大寺・大仏殿の概要は以下の別ページにてご紹介しています。

奈良・東大寺の大仏の「大きさ(高さ・重さ)・名前・歴史・特徴」(画像・写真付き)

真実を暴露!奈良・東大寺の大仏殿「柱の穴」と「大仏の鼻の穴」の理由と、隠されていた「由来・意味・歴史」

奈良・東大寺の大仏殿の「由来・歴史・見どころ・仏像(画像付き)」でご説明!

奈良・東大寺の大仏殿の「屋根・瓦・鴟尾」と、柱の「由来・意味・歴史・輸送方法」など

奈良・東大寺の大仏と大仏殿を作った人・作り方・作った理由って??

奈良・東大寺の大仏殿の「七不思議?四不思議??」

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