奈良 東大寺「良弁杉」(二月堂)

スポンサードリンク

奈良 東大寺「良弁杉」(二月堂)

植栽年

  • 1961年(昭和36年)
再植栽年

  • 不明
  • 現在までで2回(現在の良弁杉は3代目)

良弁杉の読み方

東大寺の境内には、難しい漢字の表記のお堂や仏像が安置されていますが、「良弁杉」は「ろうべんすぎ」と読みます。

良弁杉の名前の由来

良弁とは、753年の大仏開眼の後、東大寺の初代別当(初代住職)となった、良弁僧正のことです。 良弁杉は、幼い時に鷲(わし)にさらわれた良弁僧正がひっかけられた木だと伝わっています。

幼き日の良弁僧正が鷲にさらわれてからの展開にはいくつかのバリエーションがありますが、概ね以下のような話となっています。

近江国に生まれた良弁は2歳のとき、母親が良弁を木陰に置いて桑を摘んでいたところ、突然、大鷲に連れ去られ、現在の東大寺がある場所の杉の木にひっかけられてしまいます。 そこに通りかかった義淵(ぎえん)僧正に助けられた良弁は大事に育てられ、熱心に修行してやがて名僧となりました。

そうしている間にも離れ離れになった実の母のことを思い続けていた良弁でしたが、仏さまのお導きもあり、やっと年老いた母と再会することができ、以降は離れていた日々の分まで孝行して過ごしたということです。

この逸話は歌舞伎や浄瑠璃、舞台劇の題材にもなり、「良弁杉由来」「二月堂良弁杉」などという演目で、現在でも上演されています。

良弁杉の歴史

先代の良弁杉は樹齢約600年、高さ約21.2mの巨木でしたが、残念ながら1961年(昭和36年)の台風で倒壊しており、現在の良弁杉は3代目になります。

初代と2代目の良弁杉の切株や根元の一部は、現在の良弁杉の周りの地面に残されています。

良弁杉の場所

良弁杉は東大寺境内の二月堂の堂舎の手前の芝生の部分に自生しています。

二月堂は大仏殿から徒歩約5分ほどの場所に位置します。懸け造りと呼称される舞台造りの堂舎が崖に面して建てられているのが特徴的です。

例年3月には有名な修二会(しゅにえ/=お水取り)の法要が執り行われることで知られています。

スポンサードリンク -Sponsored Link-


    

当サイトの内容には一部、専門性のある掲載があり、これらは信頼できる情報源を複数参照し確かな情報を掲載しているつもりです。万が一、内容に誤りがございましたらお問い合わせにて承っております。また、閲覧者様に予告なく内容を変更することがありますのでご了承下さい。

関連コンテンツ