奈良公園の鹿は、食べ物を貰うときにお辞儀をする?!
奈良公園の鹿が「鹿せんべい」をもらう時にお辞儀するというのは、どうやら有名な話のようで、本当の事です。
外国からの観光客のTwitterやブログでも多くのコメントを読むことができます。
いくら神の使いとはいえ、礼儀を重んじてお辞儀をしているわけではないのでしょうが、どうやら、鹿せんべいを手にした人の前で「ペコリ」として見せる鹿も確かにいる模様。
奈良公園の鹿のお辞儀の起源は「いつから?」
起源は定かではありませんが、たまたまお辞儀をしたら餌をもらえた鹿が学習し、それを見た他の鹿も真似するようになって、代々お辞儀文化が広まったよう。
ですから人間のお辞儀に呼応しているわけでもなさそうです。
試してみたい人は、できるだけ鹿にマークされていない、「鹿せんべい売り場」で、鹿せんべいを買い、鹿と向き合ってみましょう。(一瞬にして囲まれると観察の余裕がなくなります)
ただし、その鹿がお辞儀をしてもしなくても、鹿せんべいはあげてくださいね。
彼らは野生動物で、しつけられているわけではありませんから。
また、焦らすと機嫌を損ねてしまいます。
奈良公園の鹿は本当に危険?!
奈良の鹿は野生動物で、飼い慣らされているワケではないので、もちろん危ないこともあります。
ただ、攻撃的な動物ではないので、こちらの振る舞い次第、ということを覚えておきましょう。
例えば、鹿を脅かしたり、いたずらしたり、鹿せんべいを持っているのに焦らしたりすると、鹿の方だって黙ってはいません。
近年は外国からの観光客も多く、その辺りのことの周知が課題です。
奈良公園には、「特に高齢の方や小さなお子様連れの方は注意してください」という警告と共に、「かむ」「突く」「たたく」「突進」という、起こりうる事態がイラストつきで紹介された立て看板もあります。
また、鹿の雄は秋に発情期を迎えます。
普段よりも気性が荒くなる時期ですので、気を付けましょう。
そして冬は自然の食料が乏しくなる上、観光客も減る時期。
鹿たちの、「鹿せんべい」に向ける視線もアツくなっています。
鹿せんべい購入の際は周囲に気を配って、小さい子どもに鹿せんべいを持たせるのも、危険なので、やめた方がいいでしょう。
おわりに・・
皆さんも、「世界遺産の地で天然記念物の鹿とお辞儀体験」なんてレアなアクティビティはいかがですか?
尚、奈良公園の鹿に関しての詳細は当サイトの以下↓の鹿シリーズにてご紹介しております。
奈良公園の鹿は、いつからいるの? いる理由は?管理は誰が?その他「起源・由来」について
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