こちらのページでは、2022年で13回目を迎えた奈良の冬の風物詩「しあわせ回廊 なら瑠璃絵」の日程や会場の場所、見どころ、アクセスなどについて、地図や写真を交えてご紹介していきます。
10周年記念企画「スカイランタンイベント」や最終日の花火を始めとする各種イベントや、毎年好評のオフィシャルドリンク「しあわせココア」など会場で味わえるフード&ドリンクなどもありますので、お楽しみに!
あなたも1週間限定のイルミネーションを見に、奈良公園へ足を運んでみませんか?
2022年なら瑠璃絵の開催日(日程)
第13回なら瑠璃絵(2022年)
コロナ禍の現状下、開催未定。
- 開催期間:2月8日(火)~2月14日(月)
- 点灯時間:18時~21時(夜間特別拝観は17時〜20時まで)
※会場により終了時間が若干異なる(後述)
※現今のコロナ禍により、開催中止or延期もあり得る。
参考
第12回なら瑠璃絵(2021年)開催の日程
- 開催期間:2月11日(木)~2月14日(日)
- 点灯時間:17時~21時
2021年度開催はコロナ感染拡大防止対策が採られ、屋台などの規模縮小などが行われています。
このほか、奈良公園春日野国際フォーラム甍~I・RA・KA~庭園イルミネーションおよび、2月14日の公園バースデー花火は中止になっています。
春日大社・興福寺・東大寺夜間特別拝観の開催日時
春日大社
【2022年2月8日(火)~14日(月) 】
●二之鳥居からの遙拝 17:00~20:00
【2022年2月11日(金・祝)~13日(日) 】
●夜間特別祈願 18:00〜消灯20:00。
本殿の夜間特別参拝は2021年に引き続き2022年も中止。二ノ鳥居からの遥拝(ようはい/離れての参拝)です。
興福寺
【2022年2月8日(火)~14日(月) 】
平日の夜間特別拝観は中止となりました。
【2022年2月11日(金祝)~13日(日)】
●夜間特別拝観
17:00~20:00(最終入堂 19:45 閉扉 20:00)
※拝観料 東金堂 大人300円
【2022年2月11日(金・祝)~13日(日) 】
●夜間特別法要 17:00~17:20
東大寺(大仏殿)
【2022年2月11日(金・祝)~13日(日) 】
●夜間特別拝観
17:00~20:00 (最終入堂・閉扉 20:00)
中門外側からの拝観:2/8(火)~10(木)・2/14(月)
※大仏殿の中に入ることは不可
※拝観料無料
【2022年2月11日(金・祝)~13日(日) 】
●夜間特別法要
19:00~19:20
※拝観料無料
三社寺夜間特別法要・祈願祭
春日大社
新型コロナウイルス終息祈願並びに花短冊諸願成就 祈願祭
- 日時 2021年2月11日(木)~14日(日)18:00~
- 場所 二ノ鳥居前
興福寺・東大寺 新型コロナウイルス終息祈願法要
開催日時 :2月11日(木)~14日(日)
- 興福寺:17時~17時20分
- 東大寺:18時~18時20分
なら瑠璃絵は雨天開催?中止?
イルミネーションは、荒天でない限り、雨でも点灯されますが、一部のイベントは中止になる可能性があります。
当日の開催可否については、公式ホームページ「本日の開催状況」および公式SNSよりご確認ください。
「なら瑠璃絵」とは?
「なら瑠璃絵」の読み方
「瑠璃絵」は「るりえ」と読みます。
深い青色の宝石「瑠璃(るり)」にちなんだ瑠璃色をイメージした青いイルミネーションで照らされる古都・奈良の風景を絵画に見立て、「瑠璃絵」という名称になっています。
開催趣旨
「しあわせ回廊 なら瑠璃絵」は、春日大社、興福寺、東大寺で夜間拝観を実施すると共に、世界遺産にも登録されているこれらの社寺をイルミネーションで彩られた「光の道」でつなぐという試みです。
イルミネーションは、かつて、シルクロードを通って日本にもたらされた宝石「瑠璃」をイメージした深い青が基調となっており、会場全体で「瑠璃絵」の世界を表現しています。
「しあわせ回廊 なら瑠璃絵」の名前の由来や意味
「しあわせ回廊」の意味
イベントタイトルに冠されている「回廊(廻廊)」とは、寺社仏閣の建物や中庭を囲む廊下のことです。
そして「しあわせ」には、「幸せ」に、「手のひらのしわとしわを合わせること」がかけられています。
古来、日本人は、神仏などに畏敬の念を示すため、手のひらを合わせ合掌してきました。
このような人々の姿勢は、多数の寺社を有する古都・奈良に、昔から根付き、溶け込んでいます。
「しあわせ回廊」という言葉には、「なら瑠璃絵」期間中に夜間拝観を実施する三社寺それぞれで手を合わせることで一人一人に幸せが訪れるように、そして、みなさんの祈りが大きな平和の祈りとなって世界に届き、瑠璃色の美しい地球がいつまでも輝くように、といった願いが込められています。
「瑠璃」の意味
ところで、奈良のイルミネーションイベントの光が、なぜ瑠璃色なのでしょうかお分かりになりますかぃ?
単に「最近は青色LEDが流行りだから!」というわけではありません。
それは「瑠璃」が、かつて神聖視された特別な鉱石だったことに関係しています。
瑠璃とは別名「ラピスラズリ」という青色の宝石のことですが、仏教においては、仏教世界の中心に位置する「須弥山(しゅみせん)」で採れる宝石を意味します。
仏教の「四宝(しほう)」や「七宝(しっぽう・しちほう)」の1つに数えられ、それらの中で唯一の青い宝石で、瑠璃にちなんだ紫がかった深い青「瑠璃色」は、古くから神聖な色とされてきました。
こういった理由から、仏教徒関係の深い奈良のイルミネーションに「瑠璃色」が採用されたのです。
四宝とは?
仏教における4つの宝で、「金(こん)・銀(ごん)・瑠璃(るり)・玻璃(はり、水晶)」のこと。
七宝とは?
仏教における7つの宝で、「七珍(しっちん)」とも呼ばれます。
種類は経典により若干異なりますが、金・銀・瑠璃・瑪瑙(めのう)と、玻璃(水晶)、しゃこ(貝)、真珠、珊瑚(さんご)、琥珀(こはく)などを指します。
なお、日本の伝統柄に「七宝柄」というものがあります。
同じ大きさの円を4分の1ずつ重ねて繋ぎ広げた柄で、家内円満、調和、ご縁、富貴繁栄などの願いが込められ、「人と人との縁・繋がりは、七宝と同等の価値がある」ということを示しているとも言われています。
なら瑠璃絵の全会場案内MAP(地図)
※地図や内容は2019年のもの。年によって改変される可能性あり。
光の演出・オブジェ会場一覧と開催日時(2022年)
開催日時:2022年2月8日(火)~14日(月)/ 18:00~21:00まで
- 春日大社参道(鹿道の辻~二之鳥居):21時まで
- 興福寺北参道(ライトアップオブジェ):21時まで
- 東大寺鏡池:21時まで
- 奈良国立博物館 本館 仏教美術館
- 浮雲園地会場(吉城川導線):21時まで
※興福寺 北参道のイルミネーションは予定通り2/8~14に実施。
大きな地図・会場詳細が掲載された2019年のチラシは、コチラからダウンロードできます。
なら瑠璃絵のINFO
なら瑠璃絵実行委員会事務局
- 住所:〒630-8213 奈良市登大路町49 奈良県奈良公園猿沢池観光案内所内
- 公式ホームページ:http://rurie.jp/
※「なら瑠璃絵」の会場では、ペットの同伴禁止、三脚使用禁止などのルールがあります。
ホームページでも告知されていますので、ぜひご確認ください。