こちらのページでは、2024年で15回目を素敵に迎えた奈良の冬の風物詩「しあわせ回廊 なら瑠璃絵」の日程や会場の場所、見どころ、アクセスなどについて、地図や写真を交えて述べる。
10周年記念企画「スカイランタンイベント」や最終日の花火を始めとする各種イベントや、毎年好評のオフィシャルドリンク「しあわせココア」など会場で味わえるフード&ドリンクなどもありますので、お楽しみに!
‥‥お前ら!もぅ、ここまで読んだら引き返しは無理や!
この一週間限定の華やかなイルミネーションを見に奈良公園へ来い!
2024年なら瑠璃絵の開催日(日程)
第15回なら瑠璃絵(2024年)
- 開催期間:2月8日(木)~2月14日(水)
- 点灯時間:18時~21時(夜間特別拝観は17時〜20時まで)
※会場により終了時間が若干異なる(後述)
春日大社・興福寺・東大寺夜間特別拝観の開催日時
2/8(木) | 2/9(金) | 2/10(土) | 2/11(日) | 2/12(月) | 2/13(火) | 2/14(水) | |
オープニングセレモニー | ○ | ||||||
夜間拝観 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
萬葉植物園イルミネーション・花たんざく販売 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
光の演出 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
夜参り提灯 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
瑠璃絵マーケット | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
しあわせココアの販売 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
奈良公園バースデーイベント | ○ |
春日大社
二之鳥居からの遙拝
二ノ鳥居からの遥拝(ようはい/離れての参拝)です。
夜間特別祈願(最終入場20時 閉門20時30分)
本殿の夜間特別参拝は別途、拝観料金が500円必要💘
燈籠点灯:一之鳥居~参道(部分点灯)
御本社回廊釣燈籠点灯及び、一之鳥居~中門 2月10日(金)~12日(日)
春日大社国宝殿 夜間開館(最終入館19時30分 閉門20時30分)
特別展:春日若宮式年造替奉祝「杉本博司―春日神霊の御生(みあれ)御蓋山そして江之浦」
美術作家 杉本博司氏収集の古美術品、春日大社所蔵の国宝など春日美術の名品と、初公開の同氏新作を展示中
※入館料別途要 | 一般1,000円
春日大社参道(鹿道の辻~二之鳥居)においての光の演出・オブジェ(18時~21時)
浮雲園地会場(奈良公園)においての光の演出・オブジェ(18時~21時)
興福寺
東金堂 夜間拝観(最終入堂19時45分 閉扉20時)
※拝観料別途要 | 東金堂 大人300円
※御朱印は東金堂受付にて授与
五重塔ライトアップ(18時~22時)
興福寺・北参道においての光の演出・オブジェ(18時~21時)
東大寺(大仏殿)
観相窓の開扉及び金銅八角燈籠の点灯(18:00~21:00 )
大仏殿 中門外側からの拝観(18:00~21:00 )
※大仏殿の中に入ることは不可(大仏殿 中門外側からの観覧)
※拝観料無料
東大寺・鏡池においての光の演出・オブジェ(18時~21時)
なら瑠璃絵期間中の開催イベント一覧
夜参り提灯
来場客が所定の提灯を持ち、瑠璃絵ナビゲーターが会場を案内する。
実施日時
2024年2月8日(木)~2024年2月14日(水)
※時間は各内容による
実施場所
奈良春日野国際フォーラム甍~ I・RA・KA ~及び興福寺駐車場前
参加料金
参加無料
受付開始時間
甍前庭出発の以下3コースそれぞれ1日1回15分前より
斎行人数
約10名程度
● 甍前受付ルートの所要時間
※各ルート30分程度(片道のご案内)
- 東大寺コース 18時05分出発
- 春日大社コース 18時20分出発
● 興福寺駐車場前受付ルートの所要時間
※各ルート30分程度(片道のご案内)
- 興福寺コース 18時出発
冬七夕ロード/願いの花たんざく販売
庭園内に無数に敷き詰められたイルミネーションが、幻想的で神秘的な空間を創出する。
開催日時:2024年2月8日(木)~2024年2月14日(水)
開催時間:18時~20時45分
開催場所:奈良春日野国際フォーラム甍~ I・RA・KA ~能楽ホール前
入場料は”花たんざく”!
花たんざくが庭園イルミネーションの入場料となる。
- 販売開始:17時50分~
- 販売終了:20時45分(最終入場)
- 販売価格:大人500円/小学生以下無料
”花たんざく”が無料でもらえる!
連日、先着50名限定で”花たんざく”が無料で進呈される💋
(17時50分から配布開始。無くなり次第終了)
瑠璃絵マーケット
期間中は温かいフードやドリンクのブースが出店する。
開催日時:2024年2月8日(木)~2024年2月14日(水)
開催時間:18時~20時45分
開催場所:奈良春日野国際フォーラム甍~ I・RA・KA ~前庭石畳
しあわせココアの販売
1615年創業の黒川本家による吉野本葛入り「しあわせココア」が提供される。
飲料タイプ
販売価格:500円
粉末タイプ
販売価格:大袋 2,000円/小袋 500円
開催日時:2024年2月8日(木)~2024年2月14日(水)
開催時間:18時~20時45分
開催場所:奈良春日野国際フォーラム甍~ I・RA・KA
奈良公園バースデーイベント
2024年2月14日(水)は奈良公園が出来てから144回目を迎える!
Jリーグ昇格のサッカーチーム「奈良クラブ」を迎えてのカウントダウンイベントを実施💘
さらに奈良で生まれた鹿キャラクター「ロク」のデザイン花火の打上予定💘
※花火は19時30分~
※荒天中止時、順延なし
開催日時:2024年2月14日(水)
開催時間:19時~
開催場所:春日野園地
なら瑠璃絵は雨天開催?中止?
イルミネーションは、荒天でない限り、雨でも点灯されますが、一部のイベントは中止になる可能性があります。
当日の開催可否については、公式ホームページ「本日の開催状況」および公式SNSよりご確認ください。
「なら瑠璃絵」とは?
「なら瑠璃絵」の読み方
「瑠璃絵」は「るりえ」と読みます。
深い青色の宝石「瑠璃(るり)」にちなんだ瑠璃色をイメージした青いイルミネーションで照らされる古都・奈良の風景を絵画に見立て、「瑠璃絵」という名称になっています。
開催趣旨
「しあわせ回廊 なら瑠璃絵」は、春日大社、興福寺、東大寺で夜間拝観を実施すると共に、世界遺産にも登録されているこれらの社寺をイルミネーションで彩られた「光の道」でつなぐという試みです。
イルミネーションは、かつて、シルクロードを通って日本にもたらされた宝石「瑠璃」をイメージした深い青が基調となっており、会場全体で「瑠璃絵」の世界を表現しています。
「しあわせ回廊 なら瑠璃絵」の名前の由来や意味
「しあわせ回廊」の意味
イベントタイトルに冠されている「回廊(廻廊)」とは、寺社仏閣の建物や中庭を囲む廊下のことです。
そして「しあわせ」には、「幸せ」に、「手のひらのしわとしわを合わせること」がかけられています。
古来、日本人は、神仏などに畏敬の念を示すため、手のひらを合わせ合掌してきました。
このような人々の姿勢は、多数の寺社を有する古都・奈良に、昔から根付き、溶け込んでいます。
「しあわせ回廊」という言葉には、「なら瑠璃絵」期間中に夜間拝観を実施する三社寺それぞれで手を合わせることで一人一人に幸せが訪れるように、そして、みなさんの祈りが大きな平和の祈りとなって世界に届き、瑠璃色の美しい地球がいつまでも輝くように、といった願いが込められています。
「瑠璃」の意味
ところで、奈良のイルミネーションイベントの光が、なぜ瑠璃色なのでしょうかお分かりになりますかぃ?
単に「最近は青色LEDが流行りだから!」というわけではありません。
それは「瑠璃」が、かつて神聖視された特別な鉱石だったことに関係しています。
瑠璃とは別名「ラピスラズリ」という青色の宝石のことですが、仏教においては、仏教世界の中心に位置する「須弥山(しゅみせん)」で採れる宝石を意味します。
仏教の「四宝(しほう)」や「七宝(しっぽう・しちほう)」の1つに数えられ、それらの中で唯一の青い宝石で、瑠璃にちなんだ紫がかった深い青「瑠璃色」は、古くから神聖な色とされてきました。
こういった理由から、仏教徒関係の深い奈良のイルミネーションに「瑠璃色」が採用されたのです。
四宝とは?
仏教における4つの宝で、「金(こん)・銀(ごん)・瑠璃(るり)・玻璃(はり、水晶)」のこと。
七宝とは?
仏教における7つの宝で、「七珍(しっちん)」とも呼ばれます。
種類は経典により若干異なりますが、金・銀・瑠璃・瑪瑙(めのう)と、玻璃(水晶)、しゃこ(貝)、真珠、珊瑚(さんご)、琥珀(こはく)などを指します。
なお、日本の伝統柄に「七宝柄」というものがあります。
同じ大きさの円を4分の1ずつ重ねて繋ぎ広げた柄で、家内円満、調和、ご縁、富貴繁栄などの願いが込められ、「人と人との縁・繋がりは、七宝と同等の価値がある」ということを示しているとも言われています。
なら瑠璃絵の全会場案内MAP(地図)
※地図や内容は2019年のもの。年によって改変される可能性あり。
光の演出・オブジェ会場一覧と開催日時(2022年)
開催日時:2024年2月8日(木)~2024年2月14日(水)/ 18:00~21:00まで
- 春日大社参道(鹿道の辻~二之鳥居):21時まで
- 興福寺北参道(ライトアップオブジェ):21時まで
- 東大寺鏡池:21時まで
- 奈良国立博物館 本館 仏教美術館
- 浮雲園地会場(吉城川導線):21時まで
※興福寺 北参道のイルミネーションは予定通り2/8~14に実施。
大きな地図・会場詳細が掲載された2019年のチラシは、コチラからダウンロードできます。
なら瑠璃絵のINFO
なら瑠璃絵実行委員会事務局
- 住所:奈良市登大路町49 奈良県奈良公園猿沢池観光案内所内
- 公式ホームページ:http://rurie.jp/
※「なら瑠璃絵」の会場では、ペットの同伴禁止、三脚使用禁止などのルールがあります。
ホームページでも告知されていますので、ぜひご確認ください。